紅き鋼の楽しく生きるブログ

2021年12月から2022年12月までを目標に毎日更新します。一度でも更新しなかったらアカウントを消します‼️

おまたせしました。

すみませんm(_ _)m昨日、自信作の小説をアップすると言ってたのですが、遅くなって。

 

タイトル「総長のオレがオタクになれますか?」

 

それでは、1話の始まりです。

 

最後に書いているサイトを載せていますので、気になった方は続きも読んでいただければと思います。

 

 

では、始まり始まり!!

 

 

人は何の為に生まれてくるのでしょうか?

誰かを愛する為に生まれてきて、子孫を残し後世へ繋がり人は「歴史」を作り上げてきた。


あなたに質問です。

「愛」「恋」人を好きになる!とは何なのでしょうか?


人間がもつ当たり前で普通の感情なのでしょうか?
誰に聞いても答えを知るものがいません。

知っていたとしても、言葉で表すのが難しかったりむしろ言葉で表す事がないので分からないのではないのだろうか?


だから私は1人で楽しく生きて、自分のやりたい事に正直に生きていこうと決意してました。


恋愛?恋人?なんなのそれ美味しいの?って感じです。

 

今、これを読んでる方であの頃の私と同じ思い、考え方をしている人は絶対にこの地球上にいると思っています。


そう、、、あの頃の私は一般的にいう腐女子(ふじょし)それはそれはどうしようもないオタクという存在でした。

 

そして、彼との出会いで変わる事が出来たと今は心から思っています。

今の私は人を好きになる事がどれほど素敵で愛おしいのか分かります。

 


そしてたった一言で彼と私の物語が始まり、彼はこう言いました………

 

 

 

「総長のオレでもオタクになれますか?」

 

 

 

真夜中、いつもは賑やかな連中と夜明けまで眩しいくらいのバイクのライトと共に爆走していた。

でも、今日はオレ1人で夜の田舎道を爆走していた。

用事があるとか彼女がどうしても、、、っていう理由でチームのみんなは集まらなかった。

オレは流星 翔(ながれぼし しょう)ブラックエンペラー二代目総長をしている。

周りからは「疾風の翔」と言われている


総長の招集に集まらないとかどうしようもないメンバーだな。女に主導権握られてるからそうなるんだ。

いわゆる草食系男子って奴か、男なら「オレについて来い!」って言っとけばいいんだよ。


そんな事を思いながら視界の悪い道を爆走していた。前は青信号だったので少しよそ見をした瞬間目の前に1人の少女が本に夢中になりながら飛び出してきた。

オレは間一髪で彼女と接触はせずにすんだ。

でも、オレとバイクはそのままガードレールにぶつかった。

直ぐに起き上がると特に大きな怪我はしていないみたいで打撲と衝撃で体が痛いだけで済んだ。

昔から体は頑丈にできている。


そして先程の彼女へ目を向けると、うつ伏せになったまま動かない。


オレはあの一瞬をすぐに思い出した。

やはりぶつからずに避けた。では、何故彼女は倒れたままなのだろうか?

 

いや、今はそんな事考えてる場合じゃない!

早く救急車を呼ばなければ、、、、


ポケットからボロボロになったスマホを取り出すと急いで救急車を手配した。

数分後に救急車とパトカーが一緒に来た。

そして、彼女とオレは病院へと運ばれた。

病院に到着したオレたちは診察を受け、オレは軽い打撲と擦り傷と言われ簡単な処置で終わった。

一緒に運び込まれた彼女の事が気になり医者に彼女の状況を聞くと、体に異常はなく驚いた衝撃で気を失っているだけだと言う。

オレはひとまずホッと一安心すると彼女が寝ている病室へ向かった。


ドアを開けるとスヤスヤと寝ている彼女がいた。

あの時は暗くて顔がハッキリ見えなかったため近くにいき寝ている彼女の顔を覗きこんだ。

眠っている彼女の顔をよく見ると、肌は雪のように白く、髪は流れるようにサラサラ黒髪のショートヘアー、一瞬可愛いと思ってしまった。
そんな眠っている彼女を見ているとなんだか胸がドキドキしてきた。

なんだ?この感情は?そう感じていると急に顔がポカポカと暖かくなってきて、自分でコントロール出来なくなっていた。

オレはその時思った……………

誰かと喧嘩した時に興奮して胸がドキドキする時がある。

でも、あの時の感覚とは何かが違う…………

オレは無意識で右手で左胸に手を当てていた。

…………もしかして、これって…………

 

そんな事を考えていると彼女が目を覚ました。
そのマルマルとした大きな目は病室を見わたして今この状況を確認しているとオレは思った。


だが、彼女は違った…………すると彼女がオレの事を見ると話しかけてきた。

彼女「本は?私の大切な本はどこ?」


本?そういえば初めて彼女を見たあの時、何か本みたいなものを読みながら赤信号を渡っていたような………


オレはあの時の事を思い出そうとした瞬間、後ろからガラガラという病室の扉が開く音に気がつき、そこには先程の医者と大男が病室へ入ってきた。


その医者は彼女の具合を聞きに来たのと体に異常はなく今日はもう遅いから今日はこのまま泊まり、明日退院することを伝えると病室を後にした。


一人残った大男は「足立」というオレがよくもめもごとや喧嘩をして騒ぐと出てくる刑事でオレの担当らしい。

足立「流星 翔!!今度は何をやらかした!この前は喧嘩で揉め事をしたばかりだろう。」

  「次はとうとう一般人まで手をだしやがったか!!」

 

翔「足立さん勘弁してくださいよ、むしろ今回はオレが被害者ですよ。」


足立「あぁ〜〜わかっている目撃者もいてお前がこの子をかばって今の状況になっている事も。」

  「だがな、お前が何か問題を起こすたびに駆り出されるオレの身も考えろ!」

足立がイライラしながらオレにそう言うと後ろから


彼女「あの〜そちらの方は?」


オレたちのやり取りを聞いていた彼女が問いかけてきた。


足立「すみません。私こういう者です。」

すると、足立は上着の内ポケットから二つ折りの警察手帳を彼女に見せると同時に今回の事故について彼女と話し始めた。

オレは隣で聞いていたが、どうやらオレが彼女に何かしていないか、されていないか?と聞き込みをしていた。


その事に対して彼女は私が本を読みながら赤信号を渡ってしまったので私が全て悪い事を伝えると突然!!


彼女「そうだ!私の本はどこにありますか?あの場所にありませんでしたか?」

それを聞いた足立が大きな声で扉に向かって「おい!持ってこい!」と叫ぶとドアが開き一人の警察官がボロボロになった真っ白い紙で作られた手提げ袋を持ってきた。

足立がそれを受け取ると険しい顔をしながら話し始めた。


足立「一応、現場に落ちていた物だが名前を確認しないといけなくてお願いできますか?」

すると彼女は大きく深呼吸を一度した。

 

そして…………

 

「月明 咲き(つきあかり さき)」

 

 

https://maho.jp/works/15592351532119583454#15592351532119583537