紅き鋼の楽しく生きるブログ

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【大嫌い!!な柔道から教わった人生。先生ありがとう御座いました。】柔道物語!!第5章

ハロハロ〜紅き鋼です(๑>◡<๑)

 

いつもたくさんの評価、登録、観覧していただきありがとう御座いますm(_ _)m

 

 

今日は早速、続きを書こうと思います。

 

今日書く内容で紅き鋼の運命が変わった章になります。

ここから始まり、ここから地獄の始まりだった。

 

いつものリンクを貼っておきます。

第一章

akakihagane.hatenablog.com

第2章

akakihagane.hatenablog.com

第3章

akakihagane.hatenablog.com

第4章

akakihagane.hatenablog.com

 

 

第5章

 

小学5年生、真面目に、休まず、年下に負けても、いつも試合では1回戦よくて2回戦!!

負け、その度に馬鹿にされ、つくづく才能、センス、が無いのだ!

 

続ければいつか強くなれる、頑張れば皆んなみたいにメダルを持って帰れる。

そんな事聞き飽きた。

 

オレは、強くなりたくないただ柔道を辞めたいだけ!!

そのために今日までやってきた!!

 

 

 

そう、今日オレは!!茶色帯をもらう!!

 

 

いつもの退屈な練習、でもなんか今日は楽しめた様な気がした。

 

練習が終わり、皆んなの前で館長が発表した。

 

館長「今日、新たに茶色帯を渡したい子がいる。紅き鋼!!!」

 

道場にいる皆んなが一斉に「えぇ〜〜〜〜!?」と道場に響く程、大声で批判された。

 

男子A「何でオレより弱いこいつが茶色帯何ですか?」

男子B「ありえない!!何で紅き鋼なんですか??」

 

そんなヤジは止まらなかった。でも、紅き鋼にはそんな事何とも思っていなかった。

 

館長も何も言わず黙ってオレに帯を渡した

 

そして、ようやく手に入れた!!長かった本当に!!

これで柔道を辞めれる!!

 

それを考えるだけで帯を貰った事では無く、柔道を辞めれる事で泣きそうになった。

 

 

そして、その夜!!胸をはって父親に言ったのだ!!

 

紅き鋼「約束どうり茶色帯を取りました。これで柔道を辞めてもいいですか?

 

いつも弱気な自分ですが今日は強気に言った。そしたら、、、、

 

「とりあえずはおめでとう。でも、それはお前が実力で取った帯か??

 「本当に実力で取った帯か?」

 「その帯は、皆んなが欲しがっている!!目標にしてる!!」

 「そのために、毎日強くなる為に頑張っている!!それなのに実力で手に入れてないお前はそれで終わりか??

今回ので柔道を辞める事は認めない!!

 

また!!!!じゃあどうしたら辞めれるの??もう疲れた!!そんな事が言えたらよかったんですけど、そんな事は言えず、、、、

 

紅き鋼「わかった。じゃあどうしたら辞めてもいいですか?

 

「わかった。じゃあ、実力でしか取れない黒帯を取れば認めてやる。

 「これが最後だ!!どんな形でも黒帯を取れば好きにしていい。」

 

黒帯、、、それは早くて中学2年生の誕生日が来たら受験でき、そして年齢、体重が関係ない試合で3勝しないといけない。

 

それを知ってて条件に出してきたと思う。

 

どうしてそこまでして紅き鋼柔道を続けさせるのか分からなかった。

 

そんな小学5年生が終わり、小学生最後の6年生になった春の事だった。

 

当時の見た目は、医者からこれ以上太ると入院しないといけないぐらい太ってました。

身長だけは学年で一番大きかったです。そしてメガネwww

 

今では昔の写真を見るのが恥ずかしいぐらいの体格をしていました。

 

そして、紅き鋼の運命を変える出来事が起きたのです。

 

 

小学校のお昼休み、3メートルぐらいある遊具で遊んでいた紅き鋼はその上から転落しました。

 

その時の記憶はあんまりなく、いつもの柔道で投げられた衝撃が体に伝わり、起きあがろうとした時!!!!

 

右肘が逆に向いていて、そして手が本来向かない方へ向いていてそれを見た瞬間!!

 

今まで味わった事もない痛みで気絶してしまい、気がついた時には病院のベットでした。

 

医者からは、開放性骨折(複雑骨折)それも珍しい骨折ですぐに手術をしないといけない!と言われ、、、、、

 

それから9時間もの手術が無事終わり、リハビリも終わったのです。

 

 

そしてもちろん柔道なんかできるはずもなく、半年以上が経ちました。

 

右肘には後遺症が残り、障害者登録ができる程でした。

 

右手でドアノブを回す動作、肘の曲げ、伸ばしに制限がかかり元の様には治らなかったのです。

 

医者からは”柔道を続ける事に反対”されました。

 

そして、あれだけ辞めさせてくれなかった父も流石に諦めてくれました。

 

 

そして、父、母と共に館長のもとへお世話になった事を報告に行きました。

 

これで、終わる。もうこれ以上はない。これで、紅き鋼の柔道人生は終わる。

そう、、両親も思っていたと思います。

 

そして、、、、、、

 

館長、もう紅き鋼は後遺症も残り、今までのように柔道が出来なくなってしまいました」

 「後は、紅き鋼!!自分で言いなさい」

 

その時の父はいつもより優しく、そして悔しそうに見えました。

 

 

紅き鋼館長!!もう自分は柔道をしてはいけないと医者から言われました。今までお世話になりました。」

 

やっと言えた、、、、、これで本当に終わりなんだ。本当に、、、、

 

そう思うと少し寂しい感じがしたのですが、もうどうしようもないのです。

 

もう、柔道ができないのだから、、、、

 

館長は何も言わずその場に沈黙に包まれ館長は固い口を開きました。

 

 

館長「そうか!!!ダメだ!!!!」

 

 

第5章完

 

お疲れ様です。読んで頂きありがとうございます。m(_ _)m

 

この後のことを思い出しているとリアルに涙が出そうな感じがしました。

 

 

今でも紅き鋼は柔道が嫌いと思いますか??

 

 

これは答えてもいいかなぁ?って思います。

 

答えは、大好きですwww

 

あの時、骨折して良かったあの道場にいて良かった辞めそうになった時、本気で止めてくれた父が自分の父で良かった、あの館長に出会えて良かった。

 

全てが偶然なのか?必然なのか?この事を書いていると色々考えてしまいます。

 

明日も頑張って続きを書きます。本当に長くなって申し訳ありません。

 

ほなぁ、さいなら〜( ̄▽ ̄)